水道水がまずいと感じる原因とは?理由やおいしく飲むための対処方法を解説

日本の水道水は、水道法に基づく厳しい基準を遵守した安全な水です。しかし、「水道水がまずい」「臭いが気になる」と感じたことがある人は少なくないでしょう。実は、水道水の「安全性」と「味の感じ方」は別物であり、味にはさまざまな要因が関係しています。

そこで、水道水がまずいと感じられる主な原因や対処方法、水道水以外に考えられる飲み水の種類について解説します。

水道水がまずいと感じる原因は?

水道水は全国どこでも一定の安全基準を満たしていますが、飲んだときの印象には差が出ることがあります。ここでは、水道水を「おいしくない」「臭い」と感じるのはなぜなのか、代表的な理由を見ていきましょう。

 

水道管のサビや金属

建物が古い場合、内部の水道管が劣化していることも珍しくありません。特に金属製の管では、長年の使用によってサビが発生し、水に金属特有の風味が移ってしまうことがあります。その結果、鉄っぽさや苦味を感じ、水質基準に影響するものではありませんが、水道水をまずいと感じる人もいるようです。

 

貯水槽の汚れや衛生状態

貯水槽の管理状況によって水の味の感じ方が変わる可能性もあります。マンションやビルなどでは、貯水槽を経由してそれぞれの家庭に水が供給される場合、貯水槽の清掃や点検が十分でないと水のにおいや濁りが気になることがあり、味の印象にも影響します。

 

カルキ

水道水には消毒のために塩素成分が含まれています。いわゆる「カルキ(残留塩素)」と呼ばれるものです。カルキには独特のにおいがあり、人によっては強く感じることがあるため、水道水をおいしくないと感じる要因の一つと考えられています。

 

水温

水の温度も味の感じ方に影響します。夏場など気温が高い時期は水温も上がりやすく、カルキ臭や金属の風味を感じやすくなります。冷たい水よりも、常温に近い水のほうが、においを意識しやすい傾向があるようです。

 

 

水道水の味には地域差がある?

水道水の味は、地域によっても差があるといわれることがあります。その理由の一つが、水源や浄水方法の違いです。

たとえば、東京都や大阪府などの大都市圏では、人口が多く、水源から蛇口までの距離が長くなる傾向があります。また、浄水処理の工程や経路が複雑になるため、カルキのにおいを感じやすく、水の味に影響が出る可能性もないとはいえません。

一方で、近年は浄水技術の進歩や設備の見直しなどが進み、水の印象が以前とは変わったと感じる人もいるようです。

このように、水道水がまずいと感じるかどうかは、地域の条件や個人の味覚による部分も大きいといえるでしょう。

 

 

水道水がまずいと感じたときの対処方法は?

水道水の味やにおいが気になる場合、おいしく飲めるようにするために、状況に応じて取れる対処方法があります。始めやすい方法や無理のない方法から、検討してみてはいかがでしょうか。

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水道管の清掃や交換を行う

原因が水道管にある場合、管の管理者によって対応が異なります。

まず、自治体などの水道事業者が管理する「配水管」が原因であれば、事業者に相談することで点検や清掃を検討してもらえる場合があります。

一方、住民(家の所有者)が管理する住宅内の「給水管」については、所有者が専門業者に相談し、必要に応じて清掃や交換を検討しなければなりません。

 

貯水槽の衛生管理をしてもらう

マンションなどに住んでおり、貯水槽が原因と考えられる場合は、管理組合や大家に相談しましょう。

貯水槽は住民が個人で管理できる設備ではないため、自己判断で手を加えることは基本的に認められていません。建物の管理者に、貯水槽が適切に管理されているかを確認してもらい、問題があれば速やかに対処してもらうことが重要です。

 

カルキ抜きを行う

カルキ臭が水の味の原因であれば、カルキ抜きを行うことで飲みやすくなったと感じる人もいます。「手間やコストがかかるのでは?」と心配な方もいるかもしれませんが、煮沸など家庭で手軽にできる方法もあるので、試してみてはいかがでしょうか。

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浄水器を取り付ける

浄水器とは、水道水を内部のフィルターに通して、水の中に含まれる物質を除去する機器のことです。残留塩素やトリハロメタンなど、さまざまな成分の低減を目的とした製品があります。

設置場所や対応成分、性能、カートリッジの交換頻度などは製品ごとに異なるため、使用条件に合ったものを選ぶと安心でしょう。

引用元
浄水器とは|浄水器協会

 

 

水道水以外の飲み水の種類

水道水の味がどうしても気になる場合は、水道水以外の飲み水を選ぶという方法も考えてみてはいかがでしょうか。どんな飲み水があるのか、代表的な種類を紹介します。

 

ミネラルウォーター

ミネラルウォーターは、ミネラルが追加または調整された水で、広く市販されています。水源や成分の違いによって味わいが異なり、多くの製品のなかから好みに合わせて選ぶことが可能です。含まれるミネラルの量や種類も商品ごとに異なるため、成分表示を確認するとわかりやすいでしょう。

 

RO水

RO水は、「ピュアウォーター」「純水」とも呼ばれます。逆浸透膜(RO)フィルターを使用して、水中の成分をろ過して純度を高めた水です。RO膜により、塩素や金属イオンなど多くの物質が取り除かれやすく、味のばらつきが少ないとされています。

雑味が少ないと感じる人もおり、ウォーターサーバーなどで利用される機会が多いようです。

 

アルカリイオン水

アルカリイオン水とは、水を電気分解して作られた、水としてはpHが高めの「弱アルカリ性」の水のことです。専用の機器で水に電圧をかけると、陽極側には酸素と水素イオン、陰極側には水素と水酸化物イオンが発生しますが、このうちアルカリイオン水は、陰極側で生成されるものです。

飲料用や調理用のほか、肌に使用されることもあるようです。ただし、体質や体調によっては合わない場合もあるため、不安がある場合は医師に相談してから使用するとよいでしょう。

 

水素水

水素水とは、水に水素を溶け込ませたものです。水素には抗酸化作用があるのではと期待されており、セルフケアの一環として選ばれるなど、近年、美容や健康への意識が高い人を中心に関心を集めています。導入を検討する際は、供給方法やコスト面なども考慮することが大切です。

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水道水がまずく感じたら原因に合わせた対策が必要!

独特の味やにおいにより水道水が「まずい」と感じられるときには、おいしくするための対策や工夫が必要かもしれません。

水道水の味に違和感を感じる背景として、水道管・貯水槽・カルキなど、さまざまな要因が考えられます。原因を整理したうえで、カルキ抜きや浄水器の設置を行う、水道水以外の飲み水を取り入れるなど、状況に合った手段を選ぶとよいでしょう。

なお、今回紹介したように、飲み水には水道水以外の選択肢も複数あります。水素水という方法も含め、自分の生活スタイルや好みに合う飲み水を検討してみてください。

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